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田邊哲人が創始したスポーツチャンバラとは?
規則やルールを「安全」を基調に、自由奔放に神社の境内や野山を駆け回って遊んだ「チャンバラごっこ」を新しい安全な用具を開発することで「安全と公平そして自由」を担保し、体育館で行う現代的なチャンバラごっこ『スポーツ』の土俵に引っ張り上げた。用具は「エアーソフト剣」と称する柔らかい剣状のもので、その中身は世界中どこにでも共通する空気だ。
 この用具の安全開発によって、世界中の人々が共通のスタンスで競技できるようになった。
 例えば「スポンジ製」とはいっても国や地方によって硬さや材質が異なり、みんなが公平に安全に競技を行うことができなかったのである。

精神と体力の両面に効果を発揮


 スポチャンには他にもさまざまなバリエーションが用意されている。例えば1対1で行うものは「対戦」といい、1対3などのように同人数でないものを「乱戦」という。また体育館やグランドで、30対30,50対50など集団で戦うものは「合戦」といいこれはいわば昔のイクサごっこのことである。又、車椅子や障害者も参画している。