募集要項を小学校に配布依頼した所、4日で30名が埋まり急遽スタッフ対応可能人数の38名まで受付ける事としたが、それでもキャンセル待ちが多数あった。この様に親子体験型活動の企画ニーズがある事が改めて知らされた。日常家族のふれあう時間が少ない共稼ぎ家庭に対し、企画を多く提供出来るかをクラブ内で検討する必要を再認識させられた。
今回、里山で18年間実際に生活をされている講師2名を迎え、僅かながらでもその生活を親子共々肌で感じ学ぶ事ができた。
現在の若い親たちでもあまり体験していない、薪割り、火おこし、ご飯のかまどだき活動の時、斧で薪を割り手本をされた講師の姿を見て、「わあすごい、お父さんよりすごい」とある子供が言ったら、父親が「昔の人は便利なものがなかったけえ、何でも自分の手やら、体をしっかり使って生きてきたから強いんよ」とたたえながら子供に伝えるなど、親子でアドバイスを聞きながら一生懸命学び、実践していく姿がみられ、交流が深くなっている様子が見られた。
今回の活動を通して親子間の交流に対しては、家族で昼食を作ったり、遊びの森で子どもがブランコ、アスレチックなどて遊ぶ姿を微笑ましくけがを起こさないよう見守ったりと、十分に達成された。鮎のつかみ取りで昼食のおかずに計画したが、つかみ取りの場が小さいにもかかわらず、なかなか捕まえられなかった。これは、生きるために食う(人間)生きるために逃げる(鮎)と言う体験活動であり、食べる事が自然界ではいかに難しいか体験出来た。また、スタッフの学生は年齢も近い子ども達との交流により、今後の指導者育成にもなった。
今後、次世代に伝え残していく家族の力を養う活動と思われるこの非日常体験を今後も継続しく予定。くた、クラブ会員が増加しスタッフが増える事により日常的な活動も活発化していきたいと思う |